7月に来院した、足のふくらはぎの痛みの症状を持っていた野球少年が、前日の県大会にて準優勝投手となった。 しかし、2日間で4試合も投げて、あちこち痛みを感じて来院する。
幸い、前回痛めた箇所の再発も無く、全体のハリを弛めた。 右投げの為、肩~背中のハリが強く感じる。実際の試合で2試合目ともなれば、腕の回りも悪く段々肘が下がってくる状況を感じたようです。 この時に、指導者は肘を上げろ!って指導するが、身体全体のハリで肘は上がらなくなるのです。 そこで無理に上げようとして、投球フォームを崩し、故障へ繋がるのです。 正しいフォームで投げれば故障は無いが、2日間で4試合は異常である。 もっと考えなくてはならない事です。
本人は、次の目標に向けて既にがんばっていますが、異常は自分でしか分かりません。 無理をしない、痛かったら必ず報告する。 また、周りの大人がもっと故障に関して敏感になってください。