ラグビー選手の右足を上げると痛みが出る患者さん。
治療の翌日の練習で、痛みが再発してしまった。
通常の練習メニューでの入りだったのも指導が悪かった。
反省。
日曜日に施術して、痛み、可動範囲の改善でOK。
月曜日の練習にて、再発。
火曜日に、練習を休み、再度治療を行う。
今回も、痛み、可動範囲共に改善してOK。
しかし、今までの本人の身体の使い方の癖がある
ので、暫くは練習の入り方に注意して貰うように指導。
しかし、よくよく話を聞くと、2週間前に、左足首の捻挫を
起こしていました。(初回には、全く話が無かった)
今も、違和感を抱えているとの話でした。
本人には、この問題も大きい事を理解して貰う。
身体のバランスがその足首の痛みで、崩れて右股関節への
負担になった可能性を説明しました。
直ぐに、この左足首の違和感も改善させて感覚を確認。
今日からの、練習の入りは別メニューでお願いしました。
痛みが出る前に、自分で判断して練習中止をするように指導。
少し完全な回復までには時間が掛るかもしれないが、来院時
には痛みや違和感が無くなるので、後は身体の使い方の癖の
改善指導をして再発防止に繋げたいですね。
コメント
スポーツ選手は、早期に回復する事を望まれます。
しかし、最終的に痛みの原因を見つけ出して改善しなければ
再発する事が非常に多いのです。 身体の使い方や、癖も
非常に重要です。 痛みはある日突然感じます。 注射や、電気
での一時しのぎの治療では根本的な改善には結びつかないと
考えます。 色々な視点で原因を追及してみましょう。